-2008/05/31-
第8話
【どないもこないも…】

最近よく追い詰められる。
寝ている時に追い詰められる。
何やら身体が痛くて夜中に起きると
俺は布団から放り出されていたり
良くても面積3分の1というきわどいコーナー
耐え抜いていたりする事が非常に多い。

つまり息子とカミさんが寝ながらにして
ゴロゴロと俺のテリトリーにまで侵入してくるものだから
俺が隅へ隅へと追い詰められてしまっているワケだ。

今朝もそうだった…気付くと俺は布団のスーパーエッジ
プルプルと忍耐試練とも言うべき辛さと格闘していた。
耐えるんだ…今騒げば息子まで起きる可能性は極めて高い。
出来れば仕事まで少しでも安眠を取りたいところだ。
ココで奴に起きられてはうるさくて眠る事は難しい。
耐えろ…耐えるんだ煉獄小僧27歳、漢を魅せろ!!
見ろよ…足などはもうほとんど布団から飛び出している。
その向こうにあるのは…断崖絶壁だ!落ちたら終わりだ!!
(布団から落ちて死ぬ奴はおらんだろうに…)

僅かな面積、維持するのが辛い体勢、息子起床のリスク
全ての要素が俺の敵となって襲い掛かってくる。
だがコレは勝負だ!引いたら負け!引くなら挑むな!
飲んだら乗るな………だっ!!(←良い感じでおかしいぞ)

しかし、どうだ…仮にこの窮地を凌ぐ…いや、耐え抜いたとしても
結局この状況下で再び眠りにつく事は不可能と言える。
そうなると息子の覚醒に関わらず眠れない事になるワケで
ソレってつまり所謂「意味なくね?」的アレなワケですよね。
なはは〜んだ♪そうじゃん!そうだったんじゃ〜〜〜ん♪
……って、こんなん考えてるだけ時間の無駄じゃーーーい!!

(煉獄小僧)
ックラァァァ!起きんかぃワレー!!
こちとら崖っぷちでデイブレイク迎えてるっつーの!!


セリフのワリにはやたら弱小ボリュームで叫ぶオイラ。
眠たげに俺を睨むカミサン。
「ゴメン」と言って場所を移動してくれた。
息子も移動させられたが幸い起きる事もなく眠っている。
その後頭部は「さながらドングリか?」とツッコミたくなる程に
丸みを帯びており自然とナデナデしたくなる形状と言わざる得ない。

眠ろうにも目が覚めてしまってスグには眠れそうもないではないか。
仕方ない、息子の寝顔でも観察してみるとしようか。
フッ…俺も暇だな…(遠い目)

俺の鋭くも怪しく輝く眼光には気付きもしない
ドングリ野郎はソリャも〜可愛い顔して寝てるワケさ。
ホッペなんぞプニャプニャしておっての〜。
見てると顔面にメリ込む程の猛烈な勢いで
チュッチュしてやりたくなる程だよベイビー♪

…な〜んてな♪
このクールジョーとまで呼ばれた俺様が
いくら息子が可愛いからってそんな親バカまっしぐらな
キャラで攻めると思ったら大間違い!!






















































































ん〜…。
テイスティ〜♪
(ブチュルチュチュ)






































………………。










って、攻めてるぅぅぅ!俺、攻めてるぅぅぅ!!
しかもシミュレーション時よりハードに!!






(ドングリ野郎)
んおぉ〜……んむむ…(寝返りコロリ)





!!!




………あ、危ねぇ危ねぇ…。
眠れる獅子を起こしちまうトコだったぜ(汗)
イカンイカン、余計な事して本当に眠れなくなったら
元も子もないっちゅ〜話やがな…。
さぁ、お遊びはココまでにしてワシも寝ますかのぉ……ん?

(ドングリ野郎)
…パチクリ。


(煉獄小僧)
………………。



















































































































か、覚醒なさってる!?













































…チ〜ン…。